歴史
ファエンツァ国際陶芸美術館は、イタリアおよびヨーロッパの手工芸品を多数展示したエヴェンジェリスタ国際展の閉幕後、1908年に設立されました。国際展に参加した展示作品が寄贈され、それが陶芸美術館の最初の核となり、しだいに他の作品が加えられていきました。美術館の構築に大きく貢献したのは1956年まで館長を務めたガエタノ・バラルディーニでした。美術館の発展の歴史は、1944年に中断を余儀なくされました。空襲のために、コレクションや資料に致命的な損傷を受け、美術館はほとんど壊滅的な状態となってしまったのです。「死後私は起き上がる」という古くからのモットーが再建のためのモットーになりました。強い決心を持って再建が進められるとともに、関係者、ファエンツァの市民、国内外の密接なネットワークが再建のために協力を惜しみませんでした。バラディーニ自身も作品収集をおこない、美術館を蘇らせることになるのです。当初の定款に記されている美術館の目的は今日も変わっていません。陶芸作品を保存し、特に陶芸作品の生産を振興することです。